秋晴れの11月上旬に、奈良公園へおでかけしてきました。
先月の大阪もけっこうな人出でしたが、猿沢池周辺の商店街は過去イチの人混みでした。
外国人観光客や修学旅行生、七五三の家族連れで大賑わい。
訪れるたびに猿沢池の水質が気になります。赤茶色に濁っていました。
食事を済ませてきたのでカフェに入る腹具合でもなく、公園内をのんびりお散歩。
せんべいをねだってくる雄鹿たちは角切りされたばかりなのか、切り口が生傷のように痛々しく見えます。しかし人間の爪切りと同じく痛みや出血はまったくないそうで、翌年には新しい角が生えてくるんですって。
ちょうど正倉院展の開催期間中でした。係員さんに当日券がないか尋ねてみましたが、もっと遅い時間にならないと分からないとのことで、残念ながら今回は見送りに。
チケットを持っている人たちでも長蛇の列をなしていて、早々に諦めがつきました。
正倉院展は数年前にも観ましたが、さほど広くない展示室に大勢の来館者を入れるため、側にいる人の口臭に耐えながら(マスク越しでも臭う)観覧した記憶が…。宝物よりそちらの印象が勝っているという…。
例年では紅葉がはじまる頃のはずですが、今年は遅れているようです。
二月堂まで上ってはみたものの、まだまだ緑が優勢の景色でした。
ハイネックに厚手のワンピースを重ねただけの軽装でも寒くなかったです。
たくさん歩いて疲れてしまい、帰りの電車であやうく寝過ごすところでした(笑)