住めば都

子供なし50代主婦のひとりごと

初夏の京都嵐山へ①

五月晴れの平日。
伊藤若冲の企画展を観に、初夏の京都嵐山へ行ってきました。
福田美術館の「若冲にトリハダ!野菜もウリ!」展です。

ド派手なフライヤー

2023年にEUで発見された<果蔬図巻(かそずかん)>と、重要文化財の<菜蟲譜(さいちゅうふ)>。習作と完成作の間柄にある絵巻物が、ふたつ並んで公開される初めての試みです。開催期間が長いためのんびり構えていた私。<菜蟲譜>の前期展示が5月8日までと知り、あわてておでかけしました。

とてもモダンな美術館

 

スマホに限り写真撮影可能でした。
亀に見えない<霊亀図>。なぜか耳つき。

 

<仔犬図>。円山応挙の子犬に比べてブサイク?
ちょっと高橋留美子みを感じる。


初公開という<老松白鶴図>。
レース編みのような白い羽。若冲らしい超絶技巧。


<鶏図押絵貼屛風>。
若冲といえば鶏。この企画展でも鶏の絵が多くありましたが、墨の濃淡だけで描かれたこの作品がとても印象に残っています。下書きもせず即興で描いたような感じ、筆に勢いがあります。ひよこは毛玉みたい。細密画とは真逆のタッチなのに、若冲ってほんとに絵が上手い人だったんだなって思いました。


こちらが<果蔬図巻>です。
錦市場の青物問屋に生まれた若冲にとって、野菜や果物は身近なモチーフでした。3mほどの巻物に、52種類もの青果が描かれています。解説によると、中にはライチやパッションフルーツなど、「江戸時代にあったの!?」って驚くハイカラな果物も含まれていました。

ピンボケしてた💦

 

<果蔬図巻>の翌年に描かれた<菜蟲譜>。
約11mの巻物に、野菜・果物→昆虫・は虫類→野菜という構成で描かれていました。モチーフの総数は150以上。<果蔬図巻>と共通して描かれている青果もあって、見比べると面白いです。最後のほうにいるデフォルメされた蛙がカワイイ。何かを飲み込んだ直後っぽい?

蛙はここ!オタマジャクシもいるよ

 

福田美術館には入館者だけが利用できるカフェがあります。
ここでランチを食べるつもりでいたのですが、お昼過ぎに寄ったらフードがすべて売切れでした😅
仕方なくデザートセットを注文。
外国人観光客で賑わう桂川を眺めながら、ひと休み。

植栽も美しい / 渡月橋ビュー

 

若冲の企画展は7月5日(日)まで。
<菜蟲譜>の後期展示は6月20日(土)から最終日までです。<果蔬図巻>と同時公開される機会に、嵐山を訪れてみるのはいかがでしょうか。

fukuda-art-museum.jp


桂川周辺は見所がいっぱい(外国人もいっぱい)
嵯峨嵐山文華館と大河内山荘庭園も散策したので、後編に続きます。