住めば都

地方移住したアラフィフ主婦のひとりごと

2024年前半ふりかえり

早いもので今年も半分以上が過ぎてしまいました。
年始に大きな地震や事故が相次ぎ、円安や物価高が続く毎日で、将来に不安を覚えるような空気がうっすらと漂っています。
だんだん生活にゆとりがなくなっていくのでしょうか…ため息をつきたくなるけれど、今まで以上に堅実な暮らしをしていくほかありません。


我が家の半年間をふりかえってみると、険悪にならないまま(ここ重要!)夫と距離を置いて過ごせるようになったことが、いちばんの変化といえます。
生活時間も私は朝型/夫は夜型なので、晩ごはんを一緒に食べる以外は、何時に起床しようが、どこへ出かけようが、まるっきり自由行動です。
分担制に決めた家事を夫が淡々と履行してくれるので、私も栄養たっぷりで美味しい食事を作ってあげようと素直に思えます。
お互い必要以上に干渉することなく、同居に近い距離感でとても快適になりました。
夫婦としてはまごうことなき倦怠期なのですが(笑)、別々に行動しても浮気だけは絶対にしないという信頼が根底にあります。
夫婦のカタチは人それぞれ。夫も私も心身ともに健康であるからこその関係だと思います。
今年前半の我が家はこんな感じで、四国での移住生活を継続しながら、高齢者の仲間入りする前のプレシニアライフを模索しております。


私自身は50歳の節目を迎えました。もう立派なオバチャンです。
自分にとって本当に必要なものは何かを意識するには、ちょうどいいお年頃ですよ。
メイクで若作りするのではなく、生活習慣とスキンケアで健康な肌を保つこと。
プロテインサプリメントに頼らず、適正な運動と食事で体形を管理すること。
審美目的ではなく清潔感を維持するため、美容室と歯医者へ定期的に通うこと。

私の日常では身だしなみ以上の化粧も、雑誌をお手本にするようなファッションも必要ありません。おしゃれは大好きだけど、着心地の良い服しか選ばなくなりました。
しかも洗濯は夫の担当なので、洗濯機で洗える素材であることが重要です(笑)
移住して得られた最大のギフトは「見栄」を捨てられたことなのかもしれません。
装うアイテムよりも自分自身のメンテナンスにお金と時間をかけるようになりました。


そしてこのブログを開設したことも、私にとっては記念すべき変化です。
ふだん誰にも話さないような、心に留めていた感情や日常の些細な出来事も、ここでは正直に表すことができます。こうして文章にするだけで自分の輪郭がはっきりするみたい。
ささやかなブログで充分に満足しています。読んでくださってありがとうございます。