住めば都

地方移住したアラフィフ主婦のひとりごと

人生初のクルマ購入

夫の運転するクルマでフィットネスクラブへ通い、近所のスーパーで買い物をして帰宅する、という日々が一年くらい続きました。
もうこれ老後じゃんて笑うレベルで、40半ばから隠居生活をさせてくれる夫には感謝の気持ちでいっぱい、本当にありがたいと思っているのですが、

四六時中一緒にいるのしんどい

という新たな問題が発生。
同じジムに通っていても、受けたいプログラムは違います。
夫のクルマなので夫の都合に合わせることが多く、だんだん不満が蓄積していきました。
前日にケンカすると、私を乗せずに出発される嫌がらせも度々あって…。

東京や埼玉では電車の移動ばかりで、すっかりペーパードライバーになってしまった私。
四国に限らず、地方生活においてクルマは必需品です。
フィットネスクラブの会員には高齢者が多いのですが、皆さん自分でクルマを運転して通われています。
颯爽と軽トラに乗ってくるおばあちゃんまで(笑)

自分だけのクルマを買って、自由を手に入れよう。
予算と用途から軽自動車に狙いを定め、メーカー、車種、新車/中古、ひとりで検討した結果、ディーラーで新車を現金購入しました。夫にはしれっと事後報告。
予算内に収めたオプションも大満足で、先日はじめての車検を通しましたが、3年経っても飽きないお気に入りです。

独身時代に貯めていた預金はガクンと減ったものの、後悔のない、必要な出費でした。
相棒に乗るようになって、行動範囲も交友関係も、格段に広がりましたから。
私にとってのシン移住生活の幕開け、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が急上昇しました。
どこへ行こうと、もう夫の許可は必要ありません。
運転はいまだに得意ではないけれど、ずっとゴールド免許を保っています。