住めば都

地方移住したアラフィフ主婦のひとりごと

移住のきっかけ

移住のきっかけは、夫が役職定年を機に早期退職したことでした。
2019年のある日、晩ごはんを食べながら、おもむろに「辞めてもいい?」と…。
夫が私に相談することは、すでに決定事項であることがほとんどです。
同居していた義父が介護のすえ亡くなってから一年後の出来事でした(義母は結婚前に鬼籍)

私が案外カネのかからない女だったこと
 ・結婚式しない
 ・婚約+結婚指輪いらない
 ・外車に興味なし
 ・高級ブランド必要ない
 ・持ち家より賃貸派
なども、将来的にFIREしたいという夫の目標に寄与したと言います。
近隣に住んでいる私の両親は健在ですが、弟が同居しているので問題ありません。

経済的な不安を訴える私に、職場のOHPを拝借してきた夫が、現在と今後の資産運用をグラフに示しつつ、熱のこもったプレゼンを披露(笑)

折しもいろんなメディアで移住がもてはやされていた時期でした。
家賃負担の少ない地方で、のんびり暮らそうという提案に、私も同意したのです。

 

夫も私も関東生まれの関東育ち。
移住先をリサーチしはじめてすぐ、NHKのTV番組で移住相談センターなる場所があることを知ります。
正式名称は認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
有楽町駅前の東京交通会館に広大なオフィスを構え、全国各地の自治体と連携した移住情報を無料で提供してくれます。
フェアやセミナーに参加したり、全国から派遣されたスタッフさんとお話できて、とても参考になりました。

どの候補地も魅力的でさんざん迷いましたが、物価の安さと、気候の温暖さ、旅行した際の印象から、移住先は愛媛県に。
そして物件探しをはじめた2020年の春、あのコロナ禍に見舞われてしまったのです。